世の中はこれから夏休みというのに、鳥の世界では、夏鳥シーズンもほぼ終わり。シーズンラストにもう一回アカショウビンを見たいということで、遠征することにしました。前回、羽黒山だったのですが、下手をすると巣立っているかもしれないので少しでも確率の高そうな、青森県の十二湖へいくことにしました。
「じゃあ、十二湖いってくるから」
「お土産、シジミね」
「えっ、そんなもの採れるの」
「結構、有名だよ」
という、家人との会話からも分かるように、ほとんど知識なく出発(後で調べたのですがシジミは十三湖)。いつもは事前の下調べをするのですが、なーんにも下調べなし。これが不幸の始まりなのですが、このときはあんまり深く考えてませんでした。カーナビから十二湖ビジターセンターを選ぶと所要時間5時間の表示です。やっぱり遠い。しかも、のんびりしていたため出発も遅く、いまからだと3時着。まあ車中1泊するから、遅くてもいいかなと思って出発。
ナビのおかげでビジターセンターまで何とかたどりつき、とりあえずいけるところまで進んでいったら、何と有料駐車場。罠にかかったネズミ状態だったのですが、お金を払うのはいやだったのでUターン。ビジターセンターまで戻り情報収集することにしました。なんかアカショウビンに関する情報もあるかと思ったのですが、ほとんどなにもなし。マップを手に入れたのが最大の成果でした。
何にも知らないので、マップのおすすめコースを歩いてみたのですが、観光客が大勢でびっくり。これでは鳥もでないだろうなあと思って、人のいないところ、いないところを選んでさまよっているうちに雨がいきなり強くなってきました。車に戻る頃にはびしょ濡れ。着替えてから天気予報を確認すると、どうやら明日一日雨らしい。「うーん、天気予報ぐらい確認するんだった」と思いましたが、すでに現地についているのでどうしようもないのでした。
その日はあきらめて車で一泊。夜中雨が強く、なかなか寝られませんでした。うとうとしているうちに明るくなってきました。でも依然強い雨。こりゃだめかもと思いましたが、8時ぐらいに何とか小降りになったので、探索開始。登山道を途中まであるって見たり、人のこないような奥の池までいってみたり...。今の季節、アカショウビンはほとんど鳴かないので、結構ポイント探しも難易度高かったです。いくら十二湖とはいえ、どこでもあえるものではないと思うので、ポイントを知らないというは辛かったです。
なんとか昼頃、それらしい場所をみつけ、待機。程なくアカショウビンが登場してくれましたが、同時に雨も。雨乞い鳥なので、実にそれらしい登場の仕方なのですが、霧も濃くなってきて条件も最悪に。暗い、雨、霧、ときたらもうまともな写真は難しくなります。でもあえただけでもよかったかな。巣立ち間際のヒナを抱え忙しいのか、登場回数、時間とも多く退屈しませんでした。今度いくときには、天気予報ぐらい確認したいと思います。

雨のしずくが頭と翼に。写真だとわかりにくいですが、かなりぬれていました。
