2009年6月30日

マミジロ親子

6月から7月にかけての森での最大の楽しみは巣立ったばかりのヒナやちょっと大きくなった鳥たちに出会えることです。森は草木が生い茂り、視界も聞きませんし、小鳥たちのさえずりもまばらで、下手をするとほとんど鳥にあえないことも。でも初々しい今年生まれの鳥たちに出会うには、とにかく歩き回るしかありません。

今週末はとにかくあつい。山だから涼しげな気もしますが、海抜600m程度ではたいした温度差もありません。結構アップダウンのある道を歩き回る訳ですから、暑さもひとしおなのでした。さらに虫も多く半袖になるわけにもいかず、もう午後にはへとへとでした。

そんな時はお目当ての鳥が登場することなのですが、最近は打率も低迷気味。あまり期待しないでとぼとぼ道を歩いていくと、草むらから飛び出す黒い影。「おー、マミジロ発見」

マミジロはファミリーだったみたいで4羽出現。どれを撮ろうか迷っているうちにみんないなくなってしまったのでした。こういうことって、よくあるんです。ただ遠くへ飛び去ったという感じではなく、草むらに隠れた模様。草むらにいるのがわかれば、あとは持久戦です。

じっくり待っても出てこないときの方が多いのですが、今回運が味方しました。ただ、最初の出現が9時45分。最後の撮影が14時45分。そのあと1時間ぐらいは粘ったので、結局6時間もマミジロファミリーに費やしたのでした。そのうち姿を見ていたのはトータル10分ぐらいかな。でも、あうことが比較的難しい鳥なので、十分満足です。

下の写真は5時間粘ってようやくさえずってくれたマミジロお父さんです。
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これはマミジロ幼鳥。雌によく似ています。ちなみに雌は藪から出てきてくれませんでした。
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2009年6月18日

無理は禁物、でも...

11日の朝から胃のあたりに不快感があり、12日午後にはとうとう寒気。熱を計ってみると7度5分。13日土曜日は山で巣立ちの雛たちをたくさん見つけようと張り切っていたので、早めに就寝。まあ、早く寝れば後は気合いだ、という訳です。

ところが、2時頃寝苦しく眼を覚ますと、どうも普通ではありません。熱を計ると8度9分。さすがに私も、この体調で鳥見をするほど命知らずではないので、やむなく家で休養です。この日は休日にしては珍しくゆっくり目を覚まし、フィールドではなく病院に直行1時間以上待たされてようやく診察。なんか感染性胃腸炎かも、ということでした。

翌日、熱も下がりましたが、さすがに10キロほどの機材を担いで、山道を歩く体力はすでになく、やむなく午後に、ほとんど歩かなくて済む、海のポイントへ。6月は山ばっかりなので、海に来たのは久しぶり。海の風に吹かれながら鳥を見れば体調も回復!、と思ったのですが、また熱が...。幸い微熱程度でしたが、無理は禁物ですね。

写真はコアジサシ。800mmと5DmarkIIで飛びものはなかなか大変ですが、とれないことはないようです。ただ、AFは難しく、背景に海とか林とかが入るとあっさりAFをもっていかれます。

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2009年6月 8日

土日はいつも雨降り

 毎年シーズンになるとぜひ見たい鳥がいくつかあります。アカショウビン,コルリ,コマドリ,サンコウチョウです。もちろんオオルリやキビタキなどの夏鳥も大好きなのですが,彼らは探さなくてもよく見かけるのであまり苦労しません。
 やっぱり最初にあげた4種に毎年苦労させられます。コルリは藪や葉っぱの陰から出てこない。アカショウビンはそもそも数が少ない。サンコウチョウは暗がりの枝の込み入ったところが好き。
 それに対しコマドリは高い山にいるものの早朝,木々のてっぺんに出てさえずるのでそんなに難易度は高くないと思っていたのですが,今年はなかなかそうもいきません。なぜか週末になると雨が降ってきます。あんまりな天気なのでちょっと気象庁のHPで降水量を調べてみました。

 5/17(日) 12.0mm
 5/24(日)  4.0mm
 5/30(土) 41.5mm
 5/31(日)  4.5mm
 6/ 6(土) 65.5mm
 6/ 7(日)  3.5mm
※ちなみに同じ期間の月曜日の合計はたった1mm。

 やっぱり土日を狙って雨が降っているとしか思えません。普通の鳥見ならば小雨程度は全然平気なのですが,やはり高い山だと晴れていないと厳しい(ガスがかかり視界がきかない)わけで,なかなかすっきりしない予報にいらいらしていました。
 とうとう今日,しびれを切らして蔵王へ行ってみました。下界が曇っていても蔵王が晴れていることがあるからです。それに期待して出かけたのですが結果は霧雨。
 最悪ではないものの、ちょと厳しい天気。さらにはいつも利用する登山道の沢が増水しているので,奥に入るのも断念しました。視界がよければ多少の増水は根性でわたるのですが,霧雨では気合も入りません。

写真はオオシラビソのてっぺんにいるアカハラ。ちょっと大きいけど,ちょっと配色が違うけど,同じツグミ科でしかも赤っぽいのでこれで今回は我慢です。(涙)

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2009年6月 7日

謎の生物

はじめて撮影に成功!

といってもミソサザイじゃありません。謎の生物スカイフィッシュ(左上)です。

本当は謎でもなんでもなくて、蠅などの昆虫が飛んでいるところを比較的遅めのシャッタースピードで撮影すると、こんな感じに写るんだそうです。今回のシャッタースピードは家庭用のビデオなどと同じ1/30。野鳥の場合なるべくハイスピードにするので、このシャッタースピードは暗い状況でないと使用しません。それからピントの合う範囲が非常に狭いので、そこを虫が飛ぶこともあまりありません。今回はいくつかの偶然が重なってたまたま写り込んだというのが正解。いまだに鳥の飛翔写真さえ満足とれないわたしが、虫の飛翔写真を狙って撮るなんて、ほぼ不可能でしょうね。

このスカイフィッシュ、羽が4対あるように見えます。ということは1秒間に120回も羽ばたいていることになります。のんびり飛んでいるようにも見えますが、虫もなかなか忙しいのですね。

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2009年6月 6日

もうすぐ巣立ち

長男「母ちゃん。そんなところにいちゃ邪魔だよ。僕、飛ぶ練習するんだから。」
母 「ずいぶん、大きくなったわねえ」
二男 「母ちゃん、にいちゃん、僕つぶれる...。息できない。」
三男 「...」(親鳥の下にいて見えません)
母 「みんな、お兄ちゃんを見習って強く生きるのよ。このくらいの重さに耐えられないようじゃあダメ。これからもっとつらいことを乗り越えなくちゃいけないのよ」

コサメビタキ長男君は間もなく巣立ちです。ほかの兄弟に比べ顔立ちもしっかりしています。羽を何度も広げたりたたんだり、元気いっぱいです。それにくらべ弟はまだぼんやりした感じ。兄弟で成長にずいぶん差があようにみえますが、生まれてわずか13日で巣立ってしまうコサメビタキにとっては、成長の遅い兄弟もあまり時間をおかず巣立ちを迎えることができることでしょう。

人間の兄弟だと(例外もあるでしょうが)長男がおっとりで、次男が勝気なんていうこをよく聞きます。小鳥の場合どうなんでしょうか。最初に生まれて餌をいっぱいもらった長男が有利なような気もしますし、逆境に耐えて巣立った次男も生き残るような気もします。

<かなり離れた場所から、800mm×1.4で撮影しています。>
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